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杉本周作のウェブページ

地球の気候システムは海と大気が互いに作用しあうことで構築されています。この物理プロセスに迫るために 海面から700mまでの表層海洋を軸に 海と大気の関係を研究しています。最近は 海の流れや水温の移り変わり、海水温変化が日本や世界の気候に与える影響、そして地球温暖化に伴う海洋変化について 観測データやモデル出力値による統計解析 / 海洋モデルや大気モデルを用いた数値シミュレーションを行っています。



7年以上続いている黒潮大蛇行に終息の兆しがあると気象庁が報道発表しました(5月9日)。
黒潮大蛇行が終息した場合の気候について、TBS news23 で解説しました(5月12日)。 黒潮から切離した渦の挙動次第では再発達の可能性はありそうですし、九州・四国沖での小蛇行も気になるところです。終息に向かうのかどうかの判断には、もう少し時間が必要そうです。


黒潮大蛇行が関東や東海地方の夏の降水量増加に影響を及ぼした可能性を探った研究成果が国際学術誌に掲載されました。論文中では、東海地方の猛暑についても触れています (2024年12月23日)。


海洋・気象の研究プロジェクト「ハビタブル日本」が2024年4月から始まりました。
私たちの「日本近海の海洋変動の統合的理解」班では、変わりつつある黒潮・親潮などの海流が、海洋環境や豪雨などの自然災害の発生に影響するのか? について理解することを目指しています。
海洋と気象のどちらにも興味がある学生さんは是非一緒にやりましょう!




プロフィール
杉本周作 准教授
東北大学 大学院理学研究科
地球物理学専攻

海洋物理学分野


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