東北大学 地球環境物理講座

研究室の活動

「ハビタブル日本」プロジェクト 開始
日本の温和な気候、豊かな水・水産資源は、今後も持続するのでしょうか? 海洋・気象・水産研究者が団結して、この問いに挑む研究プロジェクト「ハビタブル日本(島嶼国日本の生存基盤をなす大気・海洋環境の持続可能性)」(学術変革領域研究A)が2024年4月から始まりました。
研究室からは杉本准教授が、計画班班長として参画しています。学生たちも本プロジェクトを通じて多くの研究者と議論を交わし、同世代と切磋琢磨してもらえればと覆います。海にも気象にも興味がある学生さんは是非!
WPI-AIMEC キックオフシンポジウム
須賀教授が所長を務める変動海洋エコシステム高等研究機構(WPI-AIMEC)キックオフシンポジウムが3月8日に仙台で開催されました。研究室からは杉本准教授もWPI-AIMECにメンバーとして参画しています。
Ocean Science Meeting @ ニューオーリンズ  研究発表
2月18日〜23日にかけてアメリカ・ニューオーリンズで開催された Ocean Science Meeting 2024 に大学院生が参加し、研究発表を行いました。
Hotspot2 最終全体会議 @ 東京大学大気海洋研究所
12月1日〜3日に、大型研究プロジェクト「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot」(通称Hostpot2)」の全体会議が東京大学大気海洋研究所で開催され、杉本准教授と特任研究員が参加しました。上記プロジェクトは最終年度を迎え、5年間の集大成と呼ぶに相応しい研究成果発表およびその総括が行われました。マスコミの取材もあり、会議の一部は報道もなされました
Meghan Cronin博士(NOAA/PMEL)による特別セミナーの開催
NOAA/PMEL(米国海洋大気庁)のMeghan Cronin博士が来研され、11月24日に「Observing Air-Sea Interactions in Frontal Regions from the Tropics to Western Boundary Current Extensions」と題した研究セミナーが開催されました。セミナー後には学生さんとの個別議論の時間を設けてくださり、各自の研究内容に対して多くのコメントをいただきました。
大石俊博士(理研)による特別セミナーの開催
10月27日に理化学研究所所属の大石俊さんが来研され、特別セミナーで最先端の海洋データ同化について紹介していただきました。
国際シンポジウム 研究発表
東北大学・知のフォーラムの一環で国際シンポジウム「International Symposium: Past, Present, and Future of the Marine Environment and Ecosystems」が片平キャンパスで開催されました(10月18日・19日)。研究室からは研究員と2名の大学院生が研究発表を行いました。
海洋学会秋季大会2023 研究発表
9月25日〜27日に日本海洋学会秋季大会が京都大学で開催されました。研究室からは4件の発表を行いました。
Kelvin Richards教授(ハワイ大学)による特別セミナーの開催
本研究室に滞在中のKelvin Richards教授による特別セミナー「Population dispersion, speciation and climate change」が開催されました(7月27日)
松田拓朗博士(北海道大学)による特別セミナーの開催
7月12日に北海道大学低温科学研究所所属の松田拓朗さんによる特別セミナー「Kuroshio water intrusion into the subarctic region in the western North Pacific Ocean and analyses of the Lagrangian Coherent Structure」が開催されました(7月12日)
IUGG @ ベルリン  研究発表

7月11日〜20日にかけてドイツ・ベルリンで開催された IUGG 2023 に大学院生が参加し、研究発表を行いました。

  • *IUGG(International Union of Geodesy and Geophysics) : 国際測地学及び地球物理学連合
Adiwiraさん(D3)の研究が国際学術誌に掲載

Adiwiraさんの研究では、アルゴフロートを用いてインド洋の亜熱帯モード水を調べ、その時空間変動を明らかにしました。

新青丸航海  海洋乱流観測
伊豆・小笠原海嶺で乱流観測を行う新青丸航海に2名の大学院生が乗船しました。(6月18日〜27日)
大気海洋研究  国際ワークショップ @ 富山
6月16日〜18日に大気海洋相互作用系研究プロジェクトの国際ワークショップ(Mid-latitude Ocean-Atmosphere Interactions: Their Processes and Predictability)が富山県富山市で開催されました。4名の大学院生と特任研究員、須賀教授・杉本准教授が研究成果発表を行いました。
JpGU2023 大会 @ 幕張
5月21日〜26日にJpGU2023大会が幕張メッセ(千葉県)で開催されました。研究室からは7件の発表がありました。
海洋熱波 国際共同研究(e-ASIA) ミニワークショップ@琉球大学
3月28日・29日に海洋熱波に関するミニワークショップが琉球大学で開催され、須賀教授・杉本准教授・王研究員や多くの大学院生が参加しました。
三部文香さん(D2)がサイエンス・アンバサダーとしてTBC東北放送に出演
「なんで海は青いの?」といった身近にある不思議を科学的に解明するテレビ番組「小島よしおのまちぶらサイエンス」に、三部文香さんが東北大学サイエンス・アンバサダーとして出演しました(3月21日)。
Hotspot2 プロジェクト 研究集会 @ 九州大学伊都キャンパス
3月8日〜10日に、大型研究プロジェクト「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot」(通称Hostpot2)」の研究集会が九州大学伊都キャンパスで開催され、2名の大学院生と特任研究員、杉本准教授が研究成果発表を行いました。
三部さん(D2)が理学・生命科学研究科合同シンポジウムで口頭発表
2月17日に開催される理学・生命科学研究科合同シンポジウムで三部さんが口頭発表を行いました。
Hotspot2 プロジェクト 全体会合 @ 京都大学宇治キャンパス
須賀教授・杉本准教授が参画している大型研究プロジェクト「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot」(通称Hostpot2)」の全体会合が京都大学宇治キャンパスで開催されました(12月2日〜4日)。海洋・気象研究者が集結し、最先端の研究成果紹介、活発な議論が展開されました。
大気海洋相互作用研究集会 @ 京都大学
11月26日・27日に大気海洋相互作用研究集会が京都大学で開催され、杉本准教授と大学院生が参加しました。
王さん(特任研究員)の研究が国際学術誌に掲載

本論文では、アルゴフロートを用いて北太平洋に分布する3種類のモード水を調べ、その時空間変動を明らかにしました。

海洋熱波 国際共同研究(e-ASIA) ミニワークショップ@東北大
11月9日に海洋熱波に関する国際ミニワークショップが東北大学で開催され、2名の大学院生が発表を行いました。
気象学会秋季大会2022 研究発表
10月24日〜27日に気象学会秋季大会が北海道大学で開催され、大学院生が発表を行いました。
Argoサイエンスワークショップ@ベルギー 研究発表
10月11日〜13日に、国際ワークショップ 「7th Argo Science Workshop」 がハイブリッド形式(対面:ベルギー ブリュッセル)で開催され、研究員と大学院生が発表を行いました。
海洋学会秋季大会2022 研究発表
9月3日〜7日に日本海洋学会秋季大会が名古屋大学で開催され、大学院生が発表を行いました。
海洋熱波 国際共同研究(e-ASIA) キックオフ会議
8月9日に、須賀教授を代表とする国際共同研究プロジェクト「西部北太平洋における海洋熱波」のキックオフ会議をオンラインで行いました。研究室からは須賀教授・杉本准教授と5名の大学院生が参加しました。
新青丸航海 北海道南東方沖での航空機と同時観測

7月15日〜8月2日に、北海道南東方沖で、海洋エアロゾルと雲を対象とした船舶と航空機の同時観測を行いました。研究室からは計5名の大学院生が乗船しました。

若鷹丸 観測航海
6月30日〜7月5日にかけて東北区水産研究所(国立研究開発法人水産研究・教育機構)の若鷹丸による観測航海に2名の学生が乗船しました。
GP-EES国際ワークショップ 研究発表
6月6日〜10日に、環境・地球科学国際共同大学大学院(GP-EES)の国際ワークショップが東北大学・オンラインで開催され、4名の学生が研究発表を行いました。
JpGU2022 研究発表
5月22日〜27日にJpGU(日本地球惑星科学連合)2022大会が幕張メッセ(千葉県)で開催され、1名の学生が発表を行いました。
海洋熱波 国際共同研究プロジェクト開始
須賀教授を代表とする国立研究開発法人科学技術振興機構 e-ASIA共同研究プログラム「西部北太平洋における海洋熱波:検出およびメカニズムと珊瑚礁生態系への影響(2022年度~2024年度)」が開始しました。このプロジェクトでは、日本(東北大学・弘前大学・琉球大学)、インドネシア(ディポネゴロ大学)、フィリピン(フィリピン大学)の三ヵ国共同で近年頻出する海洋熱波の物理メカニズムの解明と珊瑚礁生態系へのその影響評価に挑戦します。研究室からは杉本准教授と大学院生もプロジェクトメンバーとして参画しています。
川上さん(気象研)による特別セミナー開催
4月28日に気象庁気象研究所所属の川上雄真さんによる特別セミナーを開催しました。
海洋熱波 国際共同研究プロジェクト開始
須賀教授を代表とする国立研究開発法人科学技術振興機構 e-ASIA共同研究プログラム「西部北太平洋における海洋熱波:検出およびメカニズムと珊瑚礁生態系への影響(2022年度~2024年度)」が開始しました。このプロジェクトでは、日本(東北大学・弘前大学・琉球大学)、インドネシア(ディポネゴロ大学)、フィリピン(フィリピン大学)の三ヵ国共同で近年頻出する海洋熱波の物理メカニズムの解明と珊瑚礁生態系へのその影響評価に挑戦します。研究室からは杉本准教授と大学院生もプロジェクトメンバーとして参画しています。
西平さん(M1)の研究が国際学術誌に掲載

多年型ラニーニャ現象に着目し、1年目は日本が寒冬になる一方で、2年目は平年並みの冬になること、そして その要因が熱帯西部北太平洋の海面水温の違いにあることを明らかにしました。この研究成果は「ラニーニャ現象時の日本は寒冬」の通説に一石を投じる研究成果です。

三部さん(D1)の研究が国際学術誌に掲載

本論文では、中緯度北西太平洋の水温と塩分のデータを、教師なしクラスタリングという手法で5つのクラスに分類しました。それぞれのクラスは、よく知られている水温、塩分の鉛直構造の特徴を捉えていました。また、黒潮続流の流路が安定な時と不安定な時とで、地理的な分布が変わるクラスがありました。これらの結果から、黒潮続流が水温や塩分の鉛直構造に与える影響と、鉛直構造を調べる上での教師なしクラスタリング手法の有用性を示すことができました。

山崎さん(北海道大学)による特別セミナー開催
2月21日に北海道大学低温科学研究所所属の山崎開平さんによる特別セミナーを開催しました。博士論文の内容のほか、南極観測隊参加時の体験など盛りだくさんの内容で、濃密な4時間でした。本セミナーは日本海洋学会「若手武者修行セミナー」の一環で行われました。
白鳳丸 トカラ海峡観測を実施
2022年1月17日〜1月26日にかけてトカラ海峡を流れる黒潮の乱流混合観測、ならびに東シナ海の環境DNA分布の把握を目的とした観測を行いました。
研究室からは2名の大学院生が乗船しました。
気象学会秋季大会 参加
気象学会秋季大会(12月2日・3日 オンライン、6日〜8日 三重大学)が開催され、2名の学生が参加しました。
若鷹丸 観測航海
11月30日〜12月9日にかけて東北区水産研究所(国立研究開発法人水産研究・教育機構)の若鷹丸による観測航海に2名の学生が乗船しました。
海洋物理学研究室 創設50周年記念 同窓会を開催
2021年11月13日に東北大学 海洋物理学研究室 創設50周年記念同窓会をオンラインにて開催し 無事に終了しました。
参加者50名の大変賑やかな同窓会になりました。ご多忙の中 ご参加いただきありがとうございました。
またお会いしましょう!
海洋学会秋季大会 研究発表
2021年9月13日から18日まで日本海洋学会秋季大会がオンラインで開催され、3名の学生が発表を行いました。
三部文香さん(D1)がサイエンス・エンジェルとして中高生を対象に研究発表

女子大生の日を記念した講演会で三部文香さんが東北大学サイエンス・エンジェルとして中高生を対象に研究発表を行いました(8月20日)。

中緯度大気海洋研究 国際ワークショップ 研究発表
6月8日〜14日に国際ワークショップ International workshop for mid-latitude air-sea interaction がオンラインで開催され、3名の学生が発表を行いました。
GP-EES国際ワークショップ 研究発表
2021年6月7日から11日まで環境・地球科学国際共同大学大学院(GP-EES)の国際ワークショップがオンラインで開催され、3名の学生が発表を行いました。
JpGU2021 研究発表
5月31日〜6月7日にJpGU(日本地球惑星科学連合)2021大会がオンラインで開催され、3名の学生が発表を行いました。
新青丸航海 黒潮大蛇行観測を実施

2021年5月24日〜6月1日に黒潮大蛇行横断大気海洋観測を行い、研究室からは杉本准教授・5名の学生が乗船しました。

白鳳丸航海 日本南方海域観測を実施
2021年2月14日〜25日に北西太平洋黒潮再循環域で観測を行いました。
研究室からは須賀教授・杉本准教授・7名の学生が乗船しました。

Hotspot2に参画
須賀教授・杉本准教授を含む研究室メンバーは新学術領域研究「変わりゆく気候系における中緯度大気海洋相互作用hotspot」(通称Hostpot2)に参画しています。
このプロジェクトでは、観測研究とモデル研究を融合し、変わりゆく地球の大気・海洋の謎に迫り、集中豪雨や爆弾低気圧、黒潮等の予測可能性に挑みます。総勢80名超の海洋・気象研究者が集結する大型のプロジェクトです。

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